活動報告

放射能から子どもを守るネットワーク
発足イベント:放射能から守りたい こども・命・未来

福島の原発事故から一年以上が経ちました。

放射能という、五感で感じることのできない恐怖の中で、子どもを守るために、各地でそれぞれに活動してきた私たち。その多くの方が、この埼玉ネットワークという形でしっかりと横につながりました。

そして今回の発足イベントで、情報の交換や共有をし、人々がリアルに出会い、未来への思いを再確認したことで新しい力も生まれました。

 

越谷市長や議会からの励ましのメッセージも届き、各地の市議や町議の方も参加され、また県内だけではなく、他県地域からの参加者や、マスコミの取材が多数あった事も私たちへの励ましになりました。

今、ここからがスタートです。


  • 「放射能から守りたい こども・命・未来」概要

  • 1・日時平成24年5月19日(土)10:00~16:30 
  • 2・場所 埼玉県越谷市 中央市民会館 劇場  
  • 3・内容 団体の活動発表   
  •      テーマごとの分科会&交流会
  •      講演会 武藤類子さん「福島からあなたへ」 
  •      講演会 山田真先生「子どものいのちを守るために」 
  • 4・登録団体 43団体 (平成24年5月18日時点) 
  • 5・参加者  246名(子ども含む)   
  • 越谷市73名 さいたま市37名 三郷市15名 春日部市13名 草加市9名 川口市8名 吉川市6名 白岡町6名 熊谷市5名 深谷市4名 松伏市4名 加須市4名 宮代町3名 杉戸町3名 秩父市3名 東松山市3名 入間市2名 志木市2名 蓮田市2名 新座市2名 ときがわ町1名 所沢市1名 狭山市1名 寄居町1名 鶴ヶ島市1名 三芳町1名 嵐山市1名 滑川町1名 蕨市1名 東京都11名 神奈川県2名 栃木県2名 千葉県1名 不明17名 
  • 6・取材 朝日新聞埼玉版 東京新聞埼玉版 埼玉新聞 週間金曜日
  • 7・スタッフ 30名
  •   詳細はこちら

映画:チェルノブイリハート上映会
講演会:子どもたちを放射能から守りたい

 

日時:5月3日 (木祝) 

チェルノブイリハートの上映会の後に代表が

「子どもたちを放射能から守りたい」という内容でお話しました。

 

当日の資料はこちら (データが大きいので少々時間がかかります)

 

チェルノブイリハート公式サイト

主催:憲法9条を考える会・越谷

 

 


APASTシンポジウム
テーマ:これからの子供達に向けた科学技術教育はどうあるべきか

 

4月29日 (日) 

[内容]

 

渡辺敦雄(APAST理事長) プレゼンテーション パネルディスカッション

黒田光太郎( APAST/名城大学)

平川秀幸(大阪大学 STS研究者)

斉藤賢爾( 慶應義塾大学こどもたちを放射能から守る科学者ネットワーク)

加藤真紀(5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷代表)

 

司会 :高橋健太郎 (APAST)

 

こちらで当日の様子をご覧いただけます。

特定非営利活動法人 APAST (アパスト)

 

 

家族を内部被ばくから守る食事法 勉強会

 

身体に起きる様々な不調をマクロビオティックと陰陽五行をベースに、食べ物で治してきた岡部先生に、放射能に負けない食生活の知恵を教えていただきました。 また、排出を促すために必要なこと。避けたほうがよい食品なども判りやすく説明してくださいました。詳細はまた後ほどアップします。

 

2012年4月16日(月)

講師:岡部賢二

日本玄米正食研究所所長 フードアンドメディカルコンサルタント

 

内部被ばく勉強会

 

毎日10ベクレルのセシウムを摂取すると、体内では600日で1400ベクレルにもなると、放射能の基準が甘いICRPのデータでさえも言われています。
体内にセシウムが蓄積すると、どのような疾患が現れるのか、3月に元ゴメリ大学の学長バンダジェフスキー教授が来日し、講演会を行いました。
会では講演会に参加された方から、情報共有していただき、最新の研究データを元にみなさんと勉強会を行いました。
日時:3月24日(土)

講演会に参加された方のお話から

 

■バンダジェフスキー博士 来日講演会 一般向けの講演会は、この日本の講演会が初めてだそうです。

 

博士は、チェルノブイリで被曝した人たちを助けるために、 1990年にゴメリ市に、医科大学を設立しています。 チェルノブイリと同様に、福島でも、正確な情報が提供されているとは、 とても思えない、と感じているそうです。 (正確な情報がないと、我々はどうして良いか分からない、と…)

 

(ここから、講演内容になります)

チェルノブイリ事故が起きる前の、1960年代以降、ベラルーシ・リトアニア・ ラトヴィア・エストニア・ウクライナ・ロシアにまたがる広範囲で、 放射能汚染は、確認されていたそうです。

原因はいまだ不明となっていますが、旧ソ連による〝核実験〟であることは間違いないそうです。 これらの放射能汚染は、食品を通して長年消費されてきました。

 

特に、牛乳に顕著に現れていて、数万Bq/ℓくらいはあったと言われています。 これらの情報は1974年に、ある学者が牛乳の汚染地図とともに、本を発表して明らかになりましたが、 数値的なものだけで、具体的なことは書かれていませんでした。

たとえば、人体にどの程度の影響を及ぼすか、病気を発症するのかなどの研究はまだまだでした。 ただ、今後また事故でもあれば大変なことになるだろう、と書かれていました。

しかし、チェルノブイリ事故後、この本は〝出版停止〟とされてしまいました。 博士の助手が、小さな街の図書館でこの本を一冊だけ見付けて、これらが明らかにされました。 多分この世で一冊だけの貴重な本である。 国では、チェルノブイリ事故後に周辺が汚染されていることになっているが、 実は事故の20年以上前から放射能汚染があったことを裏付けている爆弾のような本なので 出版停止にされたのであろう。

 

1990年、ベラルーシの議会でこの本や研究内容を発表したら、2ヵ月後に収監されてしまった。

博士はその議会での議長の言葉が忘れられない。

「博士の研究は、注意深く拝聴しないといけないですね…」

 

1960年代から出生率が下がり死亡率が上がり始めて、出生率と死亡率が同じにまで上昇し、 さらには、1990年代には出生率と死亡率が逆転して死亡率が上昇していった。

原発から30kmの場所にあるイワンコフスキー地域若い人が次々と亡くなっていった。

キエフ州も死亡率が高かったが、その2倍にあたる。 (1000人中、16~17人が死亡) 都市部よりも農村部の被害が大きかった。自給自足がかなり影響した。

 

チェルノブイリ事故後、1990年代のゴメリ市で子供の検診結果の悪化が顕著に現れ、

「子供の健康が悪すぎるので国で早急に対策を立てなければ」

と当時の副大臣に手紙を書いた。

 

その後すぐにバスに乗った沢山の役人が博士のもとを訪れ、

「大学の学長としての本来の仕事をしろ!仕事内容がずれている」

と脅迫されたりもした。

でも、博士や仲間たちは、研究は止めずに汚染地域の人々や子供たちなどのために働き続けた。 ゴメリ大学ではいろいろな研究結果が出ていた。

放射性物質が人体に与える悪影響のサンプル等々、人々の健康を守るためのデータを取り揃えていたが、 1999年に博士が逮捕されて博士が収監されている間に、すべて没収されてしまった。

博士が監修されている間も助手や仲間は研究を続けてくれていた。

 

甲状腺がんは事故後5年から上昇傾向にあり、いまだ続いている。 特に子供に多く発症している。 子供の甲状腺疾患や〝がん〟は、とても珍しく、非常にまれな病気だそうです。

 

放射性物質での病気はがんと思われがちだが最大死因は心疾患。 ベラルーシで例にとると、死因は心臓系で52.7%、がんが15%となっている。 ベラルーシ・ウクライナでは心疾患の患者が、いまだ上昇し続けている。 体内に多量のセシウムがあるから発症するわけでもなく、国や専門家の基準値は当てにならない状態。

 

セシウム137の悪影響が最も現れるのは、成長中の子供です。 小児の心筋における10Bq/㎏の放射性セシウムの蓄積は、さまざまな異常をもたらす。 0~5Bq/㎏でも、15%の子供に異常が出た。

100Bq/㎏にもなると、健康な子供は10%くらいしかいないことが分かった。 心臓で分かるように、セシウムというのは〝突然死〟を招いてしまいます。 ゴメリ市周辺の子供たちは、100Bq/㎏以上の子が沢山いて、必ず何らかの疾患を持っていた。

ある43歳の男性が突然死をしたが、その彼の心臓内の放射線セシウムは、45.5Bq/㎏であった。 セシウムは突然死を招いてしまう、ということ。人体に放射性物質があってはいけない。 突然死した人の100%の腎臓もまた、セシウムによって大きな影響を受けていました。 セシウムで腎臓がおかされた場合、腎不全が出ても自覚症状が無いそうです。

なぜならば、炎症などを引き起こすのは〝免疫システム〟があるからで、 セシウムは、その〝免疫システム〟ごと破壊してしまうため、病気に気付きにくい、とされます。 ゴメリ地方の放射線測定データによる、「成人と子供の臓器別セシウム含有量」は、 大人より子供の方が、2倍から3倍、蓄積されていました。 特に甲状腺はとても深刻で、多く蓄積されやすい、というデータとなっています。

セシウムによって、子供の白内障も増加しているそうです。

 

《 ゴメリ地方ベトカ地区の、子供の生体内を調査した結果 》

 

・0~20Bq/㎏・・・・白内障発の症率20%  

・21~50Bq/㎏・・・白内障発の症率23%  

・51Bq/㎏以上・・・・白内障発の症率32%

 

1996年から1997年に調査したときの当時の子供と最近話したとき、 30歳まで生存できた友達は、男の子は本人1人だけ、女の子は数人だけ、だそうです。

このように、50Bq/㎏以上の蓄積で相当の病的変化が起きていますが、 しかし、10Bq/㎏程度の蓄積であっても、様々な身体系統、 特に、心筋における代謝異常が報告されています。

 

博士は、「どのくらいが安全かは、放射性物質に関しては無く、 ごく微量であっても大変危険だし、ゼロでなければいけない」と話されていました。

日本の、暫定基準値は、500Bq/㎏、この4月から100Bq/㎏に引き下げられますが、 これは高過ぎる、と断言されておりました。

 

先ほど話しましたが、「大人でも10Bq/㎏」でも危険だと、言っていました。 バンダジェフスキー博士の体内には今、14Bq/㎏あるのだそうです。 やはり、体調も万全ではなく、とても疲れやすい、ということでした。 博士は、定期的にフランスに滞在して、保養しているそうですが、 フランスに一ヶ月ほど滞在していると、元気になるんだそうです。

そして今、日本では、特に首都圏で、食品での内部被曝を気を付けることだけが強調されてますが、 空気中に舞い上がる埃やチリなどからの内部被曝も大変心配なさっておられました。 ガレキを日本全国に移動することは、絶対にあってはならない、と強く注意されています。

博士は、チェルノブイリの経験から、 「これからの日本、特に子供たちを守るために、 すべての国民が〝年3回の被曝調査〟 子供は特に詳しく〝血液検査・臓器超音波検査・甲状腺検査〟で 〝心電図検査〟は、絶対に行っていってもらいたい、と話されていました。

 

放射能が含まれていない土壌で、ゼロBq/㎏の農作物を作っていかなければならない」 そして放射能に関しての医療の専門家チームなど、 今の安全神話は崩して、放射能と向き合っていかなければいけない。 そのためにも日本の医師らを動かして、大きなシステムを作らなければならない。

 

日本は(高度な)先進国であるからして、必ず出来るはず! 皆さんは家族を守るためにこれから長い戦いが始まります。 大変なことですが、自分たちの命を、家族の命を、自分自身で守っていってください!

明るく楽しいオアシス県民健康福祉村 早川先生と測定会

日時:2月26日(日) 場所:県民健康福祉村 場所はこちら

越谷のメンバーで測定会したいね、とのつぶやきに早川先生が

「いいね、それ。僕も参加したい」

とつぶやいた事から急遽決定した測定会の様子をご報告します。

参加者は50名程、おおよそ30台の測定器で測定会を行いました。

 

続きはこちら

 

 

思いと情報をシェアする会

日時:2月25日(日) 


 今回は議員さん2人の参加もあり、越谷市の現状を伺う事が出来ました。焼却灰については引き取り手がついたそうで、少し持っていったそうです。ですが、その引取先は教えてもらえないそうです。

 ゴミを燃やしたら、ゼロになる訳ではない事を私たちはもっと知るべきでした。事故前からずっと灰を秋田県大館市にお金を払って処分してもらっていたということを知っていた方は少数だと思います。

 また、越谷市のゴミ処理場近くにイチゴ農園があるのですが、そこは大丈夫か?という話になりました。調べてみなければわからりませんが、ベリー類はセシウムが溜まりやすいので注意が必要です。

 

早川由紀夫先生 明るく楽しい放射能リスク学習会 
埼玉の放射能汚染レベル

1月17日 講師:群馬大学教授 早川由紀夫先生 

・汚染マップで有名な先生のブログ

 

3月の原発事故後、3月15日の朝から夕方にかけて放射能が出てきました。
一番出たのは夕方で、その時に東京に雨が降っていたら、フクシマにある汚染はすべて東京にきていたそうです。南から強い風が吹いて、放射背プルームを北に押し返したと。

汚染は、雨が降る時の風向きが一番重要で、3月21日の雨が東葛に汚染をもたらしました。
越谷は3月15日10時に1マイクロになりました。(18時にもなった
11時に子供は何をしていたのでしょうか、この時点ではヨウ素が主な核種です。
東葛地域が汚染されたのは21日の雨で、その時三郷や吉川も汚染されました。越谷の汚染もその時のものです。
その時、お子さんはどこで何をしていたか、自分たちがどうしていたか、きちんと記録する必要を感じました。
早川先生は、福島原発から放射能が来ているのではなく、現在は3月に飛んできて埃に付着したものが堆積して、放射線を出している事。そして、それが風で舞い上がるから、子どもを4〜5月の風の強い時期に外で活動させないほうが賢明だとおっしゃいました。(詳細は先生のブログで)
雪は放射能を遮断するから、スキー場は線量が高めの場所でも大丈夫。でも、食べ物による内部被ばくには気をつけてくださいとも。
自分で勉強して自分で判断することの大切さを、先生は始終訴えていらっしゃいました。そして子どもには罪がないことも。
私たち世代は、もっと上の世代に対してもっと怒っていんだと、こんな世界にしてしまったことの責任を追求していいんですと。
子供はこれから、何十年も生きていく未来があるのだから子供たちにどのように育ってもらいたいかきちんと考えることが、今とても大切だと真摯に訴えていました。早川先生、ありがとうございました。

 


 

食品の放射能測定器械について 

 

2011年12月26日  執行部と会見しました 


未来ある子どもたちが、学校で毎日食べる給食が、放射能で汚染されていては大変です。越谷市では汚染食材は使わないという方針ですが、来年度からは市の給食センターで翌日使う食材を前日に計測をして使用するために、食品の放射能測定器を購入予定と聞きました。

 

ところが、その測定器が10分の計測で検出限界値が30ベクレルだと言うのです。せっかく計測していただいても、30以下は不検出として子どもたちに食べさせてしまうのでは、保護者の間の不安はぬぐえません。

 

それでは汚染されたものを体内に入れ続けるとどうなるのか、少し調べてみました。

続きはこちら

 

 

勉強会(有用微生物で放射能対策!)&情報交換会

 

12月17日(土)

【EM講習会 高坂早苗さんをお招きして】 

情報交換会&交流会】 越谷市中央市民会館第2・3会議室


 長年、EMを生活に取り入れ実践されている高坂早苗さんを講師にお招きしてEM講習会を開催しました。

 

”EM”を初めて知った方が、参加された方の半分以上を占め、今回の震災後、放射能対策として注目されていることを改めて感じました。

 

 EM活性液の作り方・りんご発酵ジュースの作り方と、実際に目の前で行われたデモンストレーションは、判りやすく、発酵ジュースの試飲もしながら、楽しみながら学ぶことができました。
 高坂さんが実践されているEMの生活への取り入れ方、その過程で実感されている変化は、見えない微生物の存在をそこに感じるほど、大変興味深いものでした。

 また、放射能対策としてチェルノブイリや福島で報告されているデータを紹介して頂き、より信憑性のある内容に、EMを取り入れることで、まだまだやれることはあると希望をもつことができました。

 

当日は、高台から富士山が見えるほどの空気の澄んだ朝でした。放射能への不安の中、自然の中に生きる微生物の生命力に勇気をもらい、講師の高坂さんのやわらかく深いお人柄に、心も温かくなりました。

 

 後半に行われた【情報交換会】では、その雰囲気のまま、越谷市・市外の方もつながり、思いや情報をめいっぱい共有しました。

まだまだ、話し足りないといった雰囲気の中で、終わりましたが、多くの方が、悩んでいるのは一人ではないと感じることができる場になったと思います。今後も、定期的に、情報交換会を開催し、多くの方と横のつながりをもっていきたいと思います。

 

 講師の高坂さん、ご参加いただいた皆様、ご協力頂いたスタッフの皆さんありがとうございました。皆さまのおかげで、とても有意義な会となりましたこと、感謝申し上げます。

 

肥田舜太郎先生講演会

 

11月26日(土) 浦和コミュニティーセンター10階ホール 

 

 目に見えない放射能から子どもたちを守るために 今できること

ヒバクシャを見続けてきた肥田先生のお話

 

肥田舜太郎先生写真【講師】 肥田舜太郎(ひだしゅんたろう) 

1917年広島県生まれ。広島で軍医として勤務中に被爆。 以後66年にわたって、ヒバクシャ治療に携わってきた。 著書に『ヒロシマを生きのびて』『内部被曝の脅威』訳書に『人間と環境への低レベル放射能の脅威』など。 埼玉県在住。インタビュー記事

 

入場者数262名(大人のみ、スタッフ28名除く)お子様たくさん。予約の段階で満席となりました。スタッフのみなさん、ご協力くださったみなさまのおかげです。お越しいただいた方々ありがとうございました。

肥田先生講演会風景

 

肥田先生

肥田先生は「アメリカの研究では、原発の半径170キロ以内は癌が増えているとのデータがあります。でも日本は原発だらけだから、どこに逃げても放射能の危険は同じ、逃げるよりも立ち向かって核をなくす努力をしてください。そして、自分の体を大切にして、不摂生をしないこと。バカみたいですが昔から言われている健康の真理、食事は一口30回よく噛んでから飲み込むこと。これが誰にでもできる一番大切なことです。」とおっしゃっていました。ヒロシマの体験を話され、ヒロシマもフクシマも原因は同じところから来ていると。実体験に基づく、すさまじいお話をでも明るく、ユーモアを交えてお話くださいました。小6の娘に聞かせたかった!

 

講演会の後、スタッフで先生とお話をしました。

そこで、日本人は人権に対する意識が低い事、自分の考えをきちんと持ち、それをしっかりと言葉にして伝える機会が子どもの頃からないこと、そして長年の活動から後世に伝わり、人が育って活動が繋がっていくこと、そんなことをたくさんお話できた、貴重な時間でした。

 

私が

「先生は、著書の中でご自分の60年以上に渡る反核の運動を、大海の中の一滴にしかならないとおっしゃっていましたが

私も、今自分のやっているこの活動が、果たしていったいどれほどのものになるのか、いつも悩んでいます」とお話しすると

 

肥田先生は

「私もそれはずっと思っていたのだけど、長いことやっているとね、ある時ドイツに行って、中学生の子が私の話を聞いていたんです。3年後その子に会ったら、その子は高校生になっていて、私を呼んだ平和集会の委員になっていた。その子が大学生になって次に会った時にはドイツの平和活動の運動で、3年間の徴兵制度を断る変わりに低賃金で4年間社会奉仕をする活動を選ぶという団体を推進する活動をしていた。そして大学を出た時に、その運動を推進している党に入って活動していた。すべてのきっかけは、中学生の時に私の話を聞いたからだと言うんですよ。

だからね、次に続く人がいて、ああよかったなあと、最近になって思えるようになってきたんです。」

とおっしゃっていました。

 

種をまく、私たちはその種が花開いて、実を結ぶところまで見届けることがないかもしれなくても

種をまいて、水をあげて、育つ土壌を豊かにしていくのは

子育てと一緒だなと、そう思えた一日でした。

 

この先ずっと続く放射能汚染ですが、肥田先生の今日の姿と言葉を

ずっと忘れないで、できることでいいから、少しでもいいから

続けて行けたらと、そう思えた一日でした。

 

越谷でいただいた収益は、「未来の福島こども基金」に賛助会員として1万円振り込むのと物販の収益をすべて振り込ませていただきます。

 

 

 

あらかじめ参加者から質問をいただき、先生にはそれをお渡しして、内容に沿ったお話をお願いしていましたが、全部答えきれなかったとして、後ほど先生から質問への回答をいただきました。

それを以下に掲載します。

 

11月26日 講演会でのご質問への肥田先生からの回答

 

1) 乳幼児への放射能の影響と 生活面で気をつける優先順位

 

広島長崎の被爆者では、私の周囲に乳幼児が不思議にいなかったので、小児科でない私には常識的なことしか言えません。

 

    乳幼児は特に放射線に弱いので、シーベルトが低くても0でなかったら連れてゆかないほうが安全と考えた方がよい。

 

    母乳に放射性物質が出ているかどうか調べてもらうこと。出ている場合はミルクに代えること。かかりつけの小児科医、保健所に聞けば 検査してくれるところを教えてくれます。念のため 赤ちゃんの手、指はよく拭くこと。

 

    外出から帰った家族の衣服はよくはたいて付着したごみやほこりを取ること。手洗い、うがいは勿論、丹念に行うこと。

 

    放射線汚染が明らかな場所へはつれてゆかないこと。大人には危険がない程度でも乳幼児には危険と警戒したほうが安全です。

 

2)埼玉(関東)に住んで大丈夫か。

 

事故が起きてからもう8ヶ月経っています。何処へ行っても同じだと思ってください。

 

3)埼玉の野菜は大丈夫か。

 

県当局の発表がない限り 安全と信用する事にしています。どうしても心配な方は自分で野菜を測定するしかありません。

 

4) 水道水は大丈夫か。

 

これも 県当局が異常という発表をしない限り、安全とする以外方法がありません。

 

5)子どもを授かりたいが 妊娠して大丈夫か。

 

親がほしいと思ったら 福島の特に汚染のひどいところでない限り、妊娠して生むべきだと私は思っています。欲しいと思いながら(新しい命が生まれ出る機会がありながら)親の判断で其れを中止することは 私はすべきではないと固く思っています。

生んで 努力して立派に育てるべきです。

 

6)  西日本への移住を考えた方がよいでしょうか。

 

何の困難もなく家族が一致して移住できる条件があるなら 移住することは悪い選択ではありません。しかし西日本が永久に安全かどうか。わたしは53基の原発が稼働する限り、日本全国どこも安全な所はないと考えています。

自分の家族だけの安全を考えるより、日本国民全部が安全になる、「全ての原発と核兵器をなくす」ことに 全力をあげることを 私は考えます。

 

 

7)食品の暫定基準値はおかしいと思うのですが…

 

定基準値が可笑しいのではなく、人間が生活する場に放射線で電気を起こす危険な工場を作ること自体がおかしいのではないのでしょうか。

 

8)行政への交渉はどうしたらよいのか。

 

最寄の共産党の市議会議員さんに相談してください。

 

以上、私の個人の判断を書きましたが 正しいかどうか皆さんの意見も知りたいと思います。できれば、これをたたき台にして、多くのお仲間と討議してみてください。もし、異論がでたら私に知らせてください。私も学びたいと思いますから。

 


あだたら高原への林間学校について 教育長との会談


11月21日(月) 越谷市役所 

 

小学生が毎年林間学校で行く安達太良高原、越谷市の施設があるという理由だけで、来年度から例年通りに子どもたちを、放射能で高汚染された地域に行かせていいのでしょうか。

議員さん3名が現地調査に行かれた結果を元に、越谷市がこれからどのように対応していくのか、教育長さんと会談を持ちました。続きはこちら

情報交換会

11月15日(火)越谷市民会館

 

小学校5年生が毎年夏に行く林間学校、中学生の行く冬のスキー教室、越谷市は宿泊施設が二本松市の安達太良少年自然の家です。今年は地震による配管故障のため中止になっていますが、来年度からは実施される予定です。

施設自体は除染したということですが、二本松市は放射線量がとても高い地域があり、安達太良山登山など自然の中での活動が目的であることから、子どもたちの健康への影響が懸念されます。

そのため越谷市の市議3名が現地に線量調査に向かいました。

その調査報告と、今後の対策、そして越谷市とどのように話しあっていくべきかの情報交換会を行いました。

 

調査報告のデータはこちらをご覧ください。

また、この話しあいを受けて、21日に教育長と会談を持つ事になりました。

 

勉強会 内部被ばくを予防するには

ゲストスピーカー:花岡和佳男さん・隅田聡一郎さん

 

10月1日(土)越谷市民会館

 

内部被ばく勉強2011年10月1日

 

ゲストスピーカーとしてグリーンピース・ジャパンの花岡和佳男さんと、セイピースプロジェクトの隅田聡一郎さんをお招きしてお話を伺いました。そして集まったみなさんで、不安と情報の共有、ゲストへの質問をグループワークでディスカッションしました。たくさんのお子さん連れの方、熱心にメモを取る方、参加者60名のとても有意義な勉強会になりました。東京新聞さんの取材も入りました。

 

黒部信一先生講演会 さいたまでの子育て

2011年9月25日(日) 東北コミュニティセンター (志木駅南口から徒歩5分)

主催 :1000万人署名4市連絡会

 

新座や志木で「放射能を不安に思いながらも誰に相談していいか判らず、孤立している母親たち」を何とかつなげたいという、主催者の方の依頼で代表がゲストスピーカーとして会の活動をお話しました。越谷でどのように会が立ち上がり、学校、議員さん、議会と交渉し、人とつながり行政と対応していくようになったかを説明しました。大変なことはたくさんありますが、対立するのではなく、愛をもって、子どものことを一緒に守っていきたいと、伝えていくことの重要性をお話させていただきました。少しでもお役に立てれば幸いです。

また、黒部先生のお話が素晴らしかったので、来春くらいをめどに越谷にもお越しいただくことをお約束しました。

 

 

黒部信一先生写真黒部信一先生プロフィール
小児科医。堀の内病院(新座市)勤務。軽いこころの病気も診ます。病気の原因として、人間と環境との相互の適応関係を重視しています。放射線と子どもの健康については、医療検査による被ばくの危険を早くから指摘。また「チェルノブイリ子ども基金」の顧問医として、被ばくした子どもたちの治療と健康の回復を支援。福島の原発災害では、母親の母乳検査や、食品の放射能検査所の設立に奔走。「未来の福島こども基金」代表。

 

崎山比早子先生 講演会 放射線の身体への影響

会主催 2011年9月11日(日)越谷コミュニティセンター 小ホール 

 

崎山先生講演会

「放射線被ばくに安全のしきい値はないのです!年間1ミリシーベルトと言うのは、ベネフィットと引き換えにした、我慢の許容値です。」そうおっしゃる崎山先生のお話に、驚かれる方もいらっしゃいました。

 

会のスタッフの努力もあり、越谷市すべての小中学校と保育所に37,000枚のチラシを配布し、約300名の市民のみなさんにお越しいただきました。

NHKさんの取材が入り、市長、教育長、市議会議長からメッセージをいただき、越谷市議会議員さんも7名お越しくださいました。

 

崎山先生講演会 熱心にメモを取られる方、質問をされる方、今後の発展に繋がる素晴らしい講演会になりました。私たちの活動が、実を結んできたことを感じられる一日でした。

お手伝いくださった、たくさんのスタッフメンバーの方、ご協力くださった新聞社や市の職員の方、そして何よりお越しくださったみなさまに、厚くお礼を申し上げます。

今後の活動に繋げていくことを、会のみなさんと約束しました。

 

崎山比早子先生プロフィール

医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究員。マサチューセッツ工科大学研究員を経て現在高木学校所属。(高木学校:故高木仁三郎が市民科学者を育てるために創った学校)放射線被ばく研究の第一人者。震災後の5月20日、衆議院特別委員会で参考人として「放射線の健康への影響について」の意見を陳述。

 

崎山比早子先生講演会の準備会

2011年8月20日(土)ガーデンシンフォニー・ゲストルーム

 

9月11日に開催する崎山比早子先生の講演会の準備を行いました。

37,000枚のチラシを仕分け作業し、越谷市から全小中学校と保育所に配布していただきます。

公民館にも設置します。幼稚園に配布可能な方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 


こうじコーナーミーティング参加

2011年8月7日(日) 生活クラブ越谷生活館 

 

市民ネットワーク主催、辻こうじさんの活動報告会に代表が参加し、会の活動をお話ししました。市民ネットワークは以前から六ヶ所再処理工場の問題に取り組んでいたので、今回の放射能汚染についても測定会を開催し取り組んでいます。

 

越谷タウンミーティング

2011年7月30日(土)


白川事務所主催の越谷タウンミーティングに代表がゲストスピーカーでお呼びいただきました。請願を提出し採択されるまでと、その後の会の活動を報告しました。土曜日ということもあり、男性の参加が多かったのが印象的でした。

他市でこれから請願を出される方もお越しくださり、具体的な方法をお伝えできました。

講演会・春日部支部

2011年7月27日(水)

講師:川根眞也さん  

 中学教員(放射能を考える会・内部被ばくを考える市民研究会準備会) 

ゲスト:元原発労働者の方 

 詳細はこちら

 

情報交換・免疫力アップのお手当会

2011年7月23日(土)


整体的放射能排出のお手当、食べ物の注意などの勉強会を行いました。大人のべ32名が参加し、ご夫婦での参加やパパだけで参加してくださった方もいました。お子さんの小学校が同じでつながれた方、幼稚園を探していてつながった方、交流もできてよかったです。

崎山比早子さん講演会の準備会も進み、当日の役割分担や案内状の手配などを決めました。今後MLでも情報を流しますのでぜひご登録ください。登録希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

 

 

市長・教育長との会談報告会

2011年7月14日(木) 詳細はこちらをご覧ください

 

放射能から子どもを守る全国ネットワーク

2011年7月12日(火)

 

会としてこの活動に賛同し、キックオフミーティングに参加しました。

新聞各社もたくさん来ていて取材されました。

代表がリレートークで挨拶をし、その様子がTBSのニュース23やNHKの朝のニュースで報道されました。

 

ニュースの中で食品を通じた内部被ばくについて言ってますが、年間の被ばく量を計算した数値は、全国の食品の最も汚染の高いものと、低いものの中間値を採って計算しているそうです。

福島のものと九州地方のものを同列にとらえ、その平均値で計算して安全に影響はないと国は言い、それを大手マスメディアがそのまま検証もせずに報道する。メディアのあり方がそれでいいのでしょうか?

 

みなさんには、ただマスコミや国の言うことをそのまま信じるのではなく、ご自分の頭で、食品の放射能汚染による被ばくの事実に対して考えていただきたいです。

 

市長・教育長との会談

2011年7月8日(金) 市役所 広報室

 

市長・教育長さんをはじめとする市の執行部と、会のメンバー6名、市議さん2名とで会談をしてきました。市長さんは私たちの声をなるべく聞いて、できることは取り組んで行くと前向きな姿勢でした。私たちは

◉市民や子どもたちへの放射能についての周知や教育について

◉詳細な計測とそれに伴う除染について

◉自主的な活動への支援

をお願いしてきました。詳細は報告会を行いますので、ぜひご参加ください。

 

 

放射能についての勉強会

2011年7月5日(火) 北部市民会館

 

放射能について基本的用語の知識から、内部被ばくと外部被ばくの違い、中性子線・α線・β線・γ線の成り立ちと性質、それぞれの放射性物質の特徴、排出する食べ物についてまで、ぎっしり詰め込んだ2時間でした。

短期の告知にも関わらず30名近い方が集まり、みなさん熱心に学ばれ、来てよかったとの感想をいただけてよかったです。

 

午後はお弁当を食べながら、自己紹介と市長さん教育長さんとのお話会の打ち合わせをしました。次回勉強会は23日に行います。

 

 

市長さんや教育長さんに要望を聞いていただく会の準備会

2011年6月30日(木) 市民会館会議室

 

今日の準備会報告、26名の母親たちと3名の市議さん、読売新聞の取材記者さんもいらして市長さん、教育長さんに何を望むか、活発な意見が飛び交いました。

 

小学校の対応が、校長先生によってとても差があることも判明し、市からの統一した指示が必要だと痛感。そして各学校ごとの汚染マップ作成→それに繋がる除染へと、これからPTAの役割が大きくなりそうです。

 

 

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コメント: 3
  • #1

    飯能ママ (水曜日, 29 6月 2011 09:51)

    市議と話し合う原発事故由来の悩み、市議からのアドバイス
    を目的とした話し合いの場をもうけます
    出来れば7月12日ころの飯能市、昼間の予定です
    近隣の市のかたもどのような感じか?
    同じ悩みの方を探しているなどでしたら参加していただいても大丈夫です。
    会場費等無料です
    日時など詳細きまりましたらご連絡しますので
    参加お願いします。

  • #2

    sukoyaka-koshigaya (水曜日, 29 6月 2011 15:26)

    飯能ママさんこんにちは
    インフォメーションありがとうございます。
    飯能市の放射能に対する対策はどのような感じでしょうか。
    あいにく7月12日は「放射能から子どもを守る全国ネットワーク」の
    立ち上げで、野呂美香さんの講演会に参加することが決まっています。
    埼玉県で活動されている方たちの集まりも
    あるといいですよね。
    7月14日に県議会に要望書と署名を提出するので
    よかったらご参加ください。
    詳細はトップページにてお知らせします。

  • #3

    Morris (月曜日, 23 7月 2012 03:33)

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