放射能について

被ばく

被ばくが怖いのは遺伝子を傷つけるからです。

放射能以外にも遺伝子を傷つけるものはたくさんあり、紫外線やダイオキシンなどもそうです。

2本のリボンでできている遺伝子には、1本が傷ついても、もう1本を元に修復する力があります。紫外線などでも傷がつくと言われてますが、その時切れる遺伝子のリボンは1本だけです。ところが、放射線は2本同時にスパッと切ってしまうのです。だから修復するときにミスが起こりやすい。

傷ついた細胞が、そのまま死んでしまえばいいのですが。まちがったままコピーして増え続けると癌化したりすると言われています。

 

法律では放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則において文部科学大臣により年間の線量限度が1ミリシーベルトと定められています。

 

 

「内部被ばく」と「外部被ばく」

 

外部被ばくとは身体の外から放射線を浴びること

1mSv/y=1ミリシーベルトパーイヤーと言います。

これは人間の細胞60兆個すべてが1年間に一回放射線を受ける量だと言われています。(小出裕章・京都大学準教談)

これは主にガンマ線により起こります。ガンマ線は波長が長いからです。

そして自治体が計測している放射線量はガンマ線のみの計測です。

外部被ばくの計算方法

 

内部被ばくとは、放射性物質により汚染された、空気、水、食べ物、土壌などにより体内に取り込んだ放射性物質から放射線を浴びることです。

 

息をしない人はいませんから、空気が汚染されていれば吸い込んだ息から

気道、肺に取り込まれ、そこで放射線を浴びることになります。

肺から血液にも取り込まれます。

汚染された食べ物を食べれば、胃や腸から吸収され、そして血液に入り込み、骨髄まで到達すると白血病の原因になります。

これはガンマ線、ベータ線、アルファ線すべての放射線で起こります。

ベータ線とアルファ線は波長が短いので体外にあれば遮ることができますが

体内に入ると臓器に溜まり、排出されるまでの期間、その部位で放射線を出し続けます。

 

被ばく医師 肥田舜太郎さんの講演会から「内部被ばくのこと」

講演会映像 「内部被ばくがもたらすもの」

 

 

 


放射線の種類と透過能力

 

人体への透過度

 

放射線種類と透過能力

放射線には様々な種類があります。それぞれが透過能力(ものを通り抜ける能力)を共通に持っていますが、その力には差があります。

透過力が強い順に、中性子線、ガンマ線、ベータ線、アルファ線となります。

 

アルファ線は紙1枚程度、ベータ線は数ミリの厚さのアルミニウム板で遮断できるといわれています。ガンマ線は量や厚さにもよりますが、コンクリートや鉛の板などで遮断することができます。中性子線に至っては放射線の中では最も強い透過度であり、水やコンクリートに含有される水素原子によってやっと遮断できるレベルです。

 

 

体外に放射性物質が排出されるまで、大人で約100日、子どもはその5分の1から4分の1と言われています。

 

なので、1ヶ月でも汚染のない地域にお子さんを保養に出すと

放射性物質が対外に排出され、遺伝子の修復が追いつき元気になるそうです。

これはチェルノブイリ原発事故で汚染被害のあった、ベラルーシの子どもたちの保養活動で実証されています。

 

幸い越谷は空間の放射線量はだいぶ下がりました。

これから必要なのは、食べ物や放射性物質が付着した砂埃を吸い込むなどによる内部被ばくに気をつけていくことです。

 

セイピースプロジェクト

放射線被ばくから子どもを守るために

このリーフレットがとても分かりやすく書かれています。

教育者、自治体執行部の方にはぜひ読んでいただきたいです。

 

放射能についてより詳しい説明 PORTAL311

 

 

参考文献 内部被曝の脅威 ちくま新書 肥田舜太郎・鎌仲ひとみ 共著 

 

         いのちと放射能 ちくま文庫 柳澤桂子著

 

 

 

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