市内小学5年生が林間学校で行く あだたら高原調査結果

市議会議員さん3名が独自に調査されました

安達太良高原自然の家

越谷市では毎年小学校5年生が、市の施設である、「あだたら高原少年自然の家」に林間学校として滞在します。少年自然の家は、放射能の汚染が心配される福島県二本松市にあります。今年度は、地震により配管設備が被災したため中止になりましたが、来年度以降子どもたちを行かせていいのか、きちんと検討しなければなりません。そこで市議会議員さん3名が、通常の林間学校のコースを前提に、独自に放射線量を調査に行ってくださいました。

 

表の下部にあるスライドバーで表をずらしてご覧ください。表の一番右がガンマ線のみの数値です。ピンクの数値は、年間Ⅰミリシーベルトに換算され、除染対象になっている毎時0.23マイクロシーベルト以上が計測された箇所です。

 

「あだたら高原自然少年の家」館内の放射線量は越谷市と同程度ですが、集合場所の園庭や駐車場、キャンプファイヤーの場所となる第一広場、第三広場では基準値を超える毎時0.3.~0.5マイクロシーベルトが計測されています。

 

林間学校のメインは安達太良山の登山です。いくら建物の中の線量が低くても、庭や広場がこれだけの線量ですから、活動中にどれだけ累積被ばくをするか判りません。

 

さらに移動はバスですが、那須高原SAから二本松IC周辺までの区間では、毎時0.23マイクロシーベルトをかなり上回る値 (多いところで3~4倍)が計測されています。こんなに高い線量のところに、なぜ11才の子どもたちを行かせなくてはならないのでしょうか。

 

子どもたちは自分で行き先を選ぶことはできません、大人が決めた場所に行き、決められたことを行います。子どもの健康な未来を考えた時に、予防原則として放射線量の高い地域に行かせるべきではないと考えます。

 

あだたら高原少年自然の家と福島原発の距離

この地図は文部科学省がHPで公表しているセシウム134、137の沈着量の合計マップです。そこにピンクの線で高速道路と、あだたら高原少年自然の家をAで記入してあります。なんと、福島第一原子力発電所から、たった60キロメートルしか離れていないのです。
セシウムの沈着量を見ても、文科省の発表でもこんなに汚染されています。

この地図を見ると、高速道路の放射線量が高いのもうなずけます。これはセシウムだけの数値です。ストロンチウムやプルトニウムに至っては詳細な検査も公表もされていません。

 

これまで、講演会や勉強会に参加され、このHPの放射能についてのページをお読みくださっているような方はご存知だと思いますが、本当に怖いのは内部被ばくです。プルトニウムが付着した、たった一粒の小さな埃の粒が肺に付着したら、そこからプルトニウムを排出することは不可能です。

 

セシウムも、呼吸から体内に入り、血流に入れば、心臓や内臓器官に蓄積していきます。その危険性を完全に否定することはできません。こんなに汚染されてしまった場所に、子どもたちを行かせてはいけません。

 

文科省が公表したセシウムの沈着量

けれども、こんなに汚染されてしまった土地に、まだたくさんの人が生活をしていて、とりわけ子どもたちが大勢いること、そのことの方が大問題です。

福島の子どもたちをこのままにしておいていいはずがありません。何か支援できることはないかとずっと考えています。

 

まずは、26日の講演会での物販収益を「みらいの福島子ども基金」に寄付させていただきます。福島集団疎開裁判のアピールも、講演会の前にしていただくことになりました。

 

私たち一人一人は本当に微力ですが、小さな声がたくさん集まって、少しでも子どもたちの未来をよりよいものにできるよう、大きな声にしていかなくてはと思います。

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